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今日は作業効率が大幅に向上する、Macユーザーなら絶対に導入した方がいい神アプリClipyについて紹介します。

 

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Clipyとはどんなアプリなのか

Clipyはスニペットツール兼クリップボード拡張アプリです。

 

スニペットとはIT用語辞典では下記のように定義されています。

 

スニペットとは、一般的には「切れ端」「断片」という意味の英語である。 IT用語としては、プログラミング言語の中で簡単に切り貼りして再利用できる部分のこと、または、検索エンジンによる検索結果の一部として表示される、Webページの要約文のことである。

 

上記から派生しているのですが、要するによく使う文字列や単語などをクリップボードに複数記憶でき、すぐに呼び出せるようになる便利なアプリです。

 

辞書ツールと大きく違うのは複数行に対応していることでしょうか。

 

 

さらに、通常はコピーをする度にクリップボードの内容は上書きされますが、Clipyを使うことで過去のクリップボードの内容も数十個くらい遡って貼り付けできるので非常に便利です。

 

とりあえず、どんなことができるのか見ていくと理解してもらえると思うので早速解説していきます。

 

 

なお、同様のツールでClipmenuというものもありますが、OXのバージョンによって動作がおかしくなったりするのでClipyを使っておいた方が確実かと思います。

 

Clipyのダウンロードと環境設定

まずは下記からClipyをダウンロードします。

 

→ Clipyダウンロードページ

 

Clipy1

 

「Download」ボタンからMacに保存して、保存したClipyのファイルをダブルクリックします。

 

 

Clipy2

 

他のアプリをインストールする時と同じ手順でアプリケーションフォルダにappファイルを移動します。

 

 

Clipy3

 

アプリケーションフォルダに「Clipy.app」が入っていればOKです。

 

 

Clipy4

 

エラーが出ますが「開く」をクリップします。
(Appストア以外からDownloadした場合は必ず出るメッセージです)

 

もし、「許可されていないから開けない」という内容のエラーが出た場合は、Controlを押したまま開けば正常に開けるはずです。

※もしくはダブルクリックではなく右クリックでメニューを出してから開く

 

 

Clipy5

 

これは後からでも設定変更可能ですが、「起動する」を選択しましょう。

 

 

Clipy6

 

アプリを開いても特に何かウィンドウが開くわけではありません。

 

右上のメニューバーに上記のようなアイコンが追加されているので、ここをクリックするとメニューが出てきます。

 

初期設定でも使えますが、少しだけ設定を変更した方が便利なので、まずは「環境設定」をクリックします。

 

 

Clipy7

 

動作の項目は3つともチェックを入れておいて特に問題ありません。
(3番目はチェック外しても大丈夫です)

 

2番目が少しわかりにくいですが、チェックを入れておいた方が楽です。
(後ほど該当箇所が出てきた時に簡単に触れます)

 

記憶する履歴の数も自由に増やせますが、多くしすぎるとメモリを食うので30くらいがいいと思います。

 

 

Clipy8

 

「メニュー」のタブでは、赤枠で囲まれた部分のチェックを追加しましょう。

 

 

Clipy9

 

ショートカットは、その名の通りショートカットキーの設定です。

 

・メインメニュー
・履歴メニュー
・スニペットメニュー

 

の3つがありますが、メインメニューからすべて選べるので、1番押しやすい配置をメインメニューに割り当てておきましょう。

 

これで設定は完了です。

 

Clipyのクリップボード拡張とは

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Clipyを使って、過去にコピーしてクリップボードに保存した内容を呼び出す方法です。

 

Clipy22

 

環境設定で割り当てた、メインメニューのショートカットキーを入力してみると、上記のようにメニューが表示されます。

 

 

Clipy21

 

「履歴」という部分がクリップボードのコピー履歴です。

 

設定の時に30個にしたので、1~30まで観ることができます。

 

1が1番最近コピーしたもので、過去のものも表示されていますよね。

 

貼り付けたいものをクリックすれば過去にコピーした内容も貼り付けられるので、毎回コピーをやり直す必要がなくなり非常に効率がよくなります。

 

同様に、スニペットも登録しておくことで好きなタイミングで呼び出すことが可能です。

 

続いて、スニペットの登録について解説していきます。

 

スニペットの登録・編集

Mac右上のメニューバーからClipyのメニューを開いて「スニペットを編集」をクリックします。

 

 

Clipy10

 

スニペットツールはよく使う文字列などに気づいた時に都度追加していく流れになりますが、とりあえず試しに登録してみます。

 

フォルダがないと登録できないので、まずは「フォルダ追加」からフォルダを追加します。

 

フォルダ名は自由につけられるので、ジャンル別などでわけるといいと思います。

 

 

Clipy11

 

試しに「テスト」で作ってみました。

 

 

Clipy16

 

右のショートカットからキーを割り当てると該当のフォルダを直で呼び出せます。
(上記の場合は⌘+shift+K)

 

 

Clipy17

 

すると、このようにスニペットのフォルダを直で呼び出せてスッキリします。

 

私はショートカットを忘れて逆に効率が下がりそうなので基本的にメインメニューから呼び出しています。

 

 

Clipy12

 

フォルダを追加したら、スニペットを登録します。

 

追加したいフォルダを選択した状態で「スニペット追加」をクリックすると追加されるので、左側に管理用の項目名を、右側に文字列を入力します。

 

これで準備完了です。

 

 

Clipy13

 

先ほど設定したメインメニュー呼び出しのショートカットキーを入力してみました。

 

すると「スニペット」の項目に「テスト」というフォルダが表示されました。

 

フォルダ内のスニペットにカーソルを合わせると入力内容のプレビューが表示されます。

 

 

Clipy14

 

試しにクリックしてみると、わかりにくいですが登録した「テストテストテスト」が貼り付けられました。

 

このように、登録しておいた文字列はいつでも好きな時にClipyを呼び出してスニペットから貼り付けることができるというわけです。

 

 

Clipy15

 

先ほども少し触れましたが、上記にチェックを入れておくと履歴などを貼り付ける際に、選択するだけで貼り付けられるようになります。

 

チェックがハズレていると、履歴などから貼り付けをする時にも「⌘+V」を押す必要が出てきて二度手間です。

 

 

Clipy18

 

スニペットフォルダは有効無効を切り替えることもできるので、削除まではしなくていいけどしばらく使わないから非表示にしたい時などに便利です。

 

 

Clipy20

 

使わなくなったスニペットは削除することも可能です。

 

基本的な操作については以上です。

 

Clipyは使い始めると本当に手放せなくなる神アプリなので、ぜひ使ってみてください。